健康を願う四字熟語をいくつご存じですか?
四字熟語は、中国の昔物語などから誕生した言葉が多く、生き方や知恵などが示されていて、現代でも参考になることがたくさんあります。
座右の銘や年賀状に使える、健康に関する四字熟語も多数あるんですよ。
ここでは、健康に関する四字熟語「健康法」をご紹介!
この記事を参考に、健康に関する四字熟語の意味を正しく理解して、四字熟語を大切な人に贈ったり、自分の健康を見直したりしてみてくださいね♪
健康祈願の四字熟語『健康法』
▶︎医食同源(いしょくどうげん)
「医食同源」は、日頃からバランスのよい食事をすることで、病気を防げるという健康に関する四字熟語です。
この四字熟語は、漢方の考えが由来となっていて、人間の体は食べ物や飲み物から栄養を摂取しているため、自分の体調に合わせた食事をすることで、病気をせず健康になるということを意味しています。
草や木、動物など自然にあるモノを原料とし、作られる漢方薬を使用する漢方医学らしい健康法ですよね。
「医食同源」は、健康と食事を連想させる四字熟語であるため、自然食品店や食事処などの店名として使われることが多い言葉ですね。
▶︎頭寒足熱(ずかんそくねつ)
「頭寒足熱」は、言葉の通り頭部が冷えや足元が温かい状態を指し、この状態は昔から健康によいとされています。
頭寒足熱がなぜ健康によいかご存じですか?
人間は足を温めると体全体の血流がよくなり、温まった血液が頭で冷やされ、足に戻ることを繰り返します。
そうすることで血液循環がよくなり、自律神経の調整やリラックス効果が期待できます。
古い昔から体によいとされている健康法ですが、現在では科学的に根拠が理解できる四字熟語ですね。
▶︎臍下丹田(せいかたんでん)
「臍下丹田」は、へそのすぐ下あたりを表していますが、「臍下」はへその下を表していて、「丹田」も同じくへその下を意味します。
漢方医療では、へその下に意識を集中させることで、元気になれるという健康法があります。
現在でも丹田呼吸法と呼ばれる健康法があり、副交感神経の働きで心身ともにリラックスできたり、体幹が鍛えられたりという効果が期待されています。
また「臍下丹田」は、剣道のトレーニングとして用いられ、丹田を意識することで動きのスピードが上がると言われていますね。
まとめ
知っている四字熟語はいくつありましたか?
同じ健康法に関する四字熟語でも少しずつ意味が異なります。
年賀状やお手紙、書き初めに健康を願う四字熟語を使うときは、意味や使い方を理解して使いたいですね。
ここで紹介した健康法に関する四字熟語は、ポジティブな言葉ばかりなので、ぜひ普段の生活で使ってみてくださいね♪